中級文法の復習。頭に叩き込むシリーズ。今日は、「するにはするけど」という表現。
対照の意味を表すときに使える文法
対照ってなんや…二つのを照らし合わせて比べることです。この場合、先の内容は認めるけど、他に意見がある時に使える文法です。
「韓国料理は食べはするけど、しょっちゅうは食べません」だと
한국 음식은 먹기는 하겠지만 자주 먹지 않을 거예요
初級で習う、하지만と同じ意味になります。
-기는 하지만 や-가는 -지만は長いので、-긴 하지만 や-긴 -지만と縮約して使うことができます。
읽기는 했지만 어려웠어요=읽긴 했지만 어려웠어요(読むには読んだけど難しかったです)
하지만 と기는 하지만の違いは?
先ほど、하지만と同じ意味になるということでしたが、まったく同じというわけではなく、違いがあります。
하지만 だと主語は異なっても構わないですが、기는 하지만は主語が同じでなければならないというルール。
そして、하지만は単純な対照なのに対し、기는 하지만は先の内容は理解し認めつつ他の意見(後の内容)を付けたし強調するというニュアンスがあります。
이 음식은 맛있지만 달아요.(この食べ物はおいしいけど甘いです)
→おいしいと甘いという対照
이 음식은 맛있기는 하지만 좀 달아요.(この食べ物はおいしいことはおいしいけど、ちょっと甘いです)
→おいしいことは認めるが、ちょっと甘いという他の意見を述べる
「この靴、いいのはいいけど、高いね」とか「この部屋は広いけどちょっとうるさいね」とか、認めつつ自分の意見を付け足すときに使える表現。使いこなせるかなぁ…不安(笑)